造影剤・造影検査の説明

検査ご依頼の先生方へ

MRI・CT検査で造影剤を使用される患者さまへ安全に検査を受けていただくために、以下のご案内をご確認ください。ご不明な点がございましたら、予約直通電話022-273-3141までお問い合わせください。

検査前のお食事

MRI・CT造影検査の方(全部位)

検査4時間前より絶食となります。水・白湯・お茶は検査前まで飲水可能です。

  • 腹部のMRI・CT検査の方は、造影剤の有無に関係なく上記と同様の注意事項となります。
  • 造影検査前の脱水状態は副作用を招くため、水分は十分に取るようご説明ください。

お薬

糖尿病の疾患以外で内服されている方

検査当日は服用していただいて問題ありません。例. 血圧、心臓、脂質、抗凝固剤など

糖尿病を治療されている方

ビグアナイド系糖尿病薬

<添付文書>
(2)ヨード造影剤を用いて検査を行う患者においては、本剤の併用により乳酸アシドーシスを起こすことがあるので、検査前は本剤の投与を一時的に中止すること(ただし、緊急に検査を行う必要がある場合を除く)。ヨード造影剤投与後48時間は本剤の投与を再開しないこと。なお、投与再開時には、患者の状態に注意すること。
メトグルコ錠添付文書より

その他の糖尿病薬

検査日に絶食する場合のみ休薬してください。

インスリン注射

食事をして来院する場合

検査4時間前までに食事とインスリン注射を済ませてください。
検査後は通常通りに食事とインスリン注射が可能です。

食事をしないで来院する場合

インスリンの減量などを糖尿病の治療をされている主治医へご確認ください。

※低血糖症状を防ぐため、ブドウ糖を持参していただくようお願いします。

患者さんにお持ちいただきたいもの

お薬手帳

直近の血清クレアチニン値や心電図の結果(成人:3ヶ月以内、小児:1年以内)
※造影検査前にクレアチニン検査、心電図検査を行うことがありますが、直近の結果をお知らせいただくことで、これらの検査を省ける場合があります。
診療情報提供書に添付または患者さんへお渡しくださいますようお願いします。

<参考>

  • [MRI]重篤な腎機能障害のある患者さんは、腎性全身性線維症(NSF)の発症が報告されています。そのため透析中の患者さんはMR造影剤を使用できません。
  • [CT]腎障害のある患者さんは、造影剤腎症(ヨード造影剤による急性腎不全)が起こりやすくなります。

予防投与

以下の方は、造影剤使用による疾患の増悪を防ぐため予防投与(点滴等)を実施することがあります。
疾患の状況により、当日の造影検査を見合わせることがありますので、予めご了承ください。

  • 心臓病
  • 腎臓病
  • 糖尿病
  • 甲状腺
  • 過去に喘息と診断されたことがある方
  • 気管支喘息
  • 造影剤アレルギー
  • 妊娠中
  • 授乳中
  • その他安全に検査を受けられない方